Z900(2022)のドリブンスプロケット(リア)を交換しています。
以下、私の交換実績をご紹介します。
交換した理由
Z900(2022)は、さすがは大型バイクで、全てのギアにおいてトルクフルです。
たとえ6速であっても、アクセルをひねれば瞬時に加速しますが、反面、スーっと走るような「伸び」は感じられません。
悪く言えば、加速しているとき以外は常に「詰まり感」があり、バイクに慣れてくるにつれてこの状態が息苦しく感じるようになりました。
現状を改善する方法がないかと検索していたところ、スプロケットを交換することでギア比を変更し、乗り味を変えることができるということを知りました。
この方法であれば、費用を抑えつつ、現状の「詰まり感」を解消、せめて改善できるのではないかと思い立ち、導入することにしました。
導入前の注意事項
- チェーンから異音が生じてうるさい、らしい
- 効果を実感できないレベルかも
- ギア比が変わるので、コンピュータでエラーが生じる可能性がある
- 仕様変更になるので、カワサキケアの保証が受けられなくなる、かも
情報が少なく、未知数な部分が多かったので、決断には思い切りが必要でした。
特に4番の保証の問題があったので、カワサキプラザで相談して交換してもらうことにしました。
サンスター RK-111-41をチョイス
フロントを代えるか、リアを代えるかで悩みましたが、
- フロントを2丁も変更するのは変化が大きすぎてリスキーでは。
- 異音が生じる場合、少しでも遠い方が良い
という考えから、リアを交換することにしました。
メーカーは
- サンスターが有名らしい
ので、これにしました。
丁数の変化が大きいと、チェーンまで交換する必要が生じてきます。
高性能なチェーンに興味がありましたが、
- 新品のチェーンをいきなり交換する(捨てる)のはもったいない
- チェーン交換はいずれやってくるので、今すぐは必要ない
- 標準のチェーンが使える範囲
ということで、歯数は41丁にしました。
こうしてみると、いろいろな制約があります。
部品の取り寄せから取り付けまで、全てカワサキプラザが担当しました。
交換後の感想
スーッと伸びるような感覚までには及びませんでしたが…
- 効果が十分に実感できるくらいに詰まり感が緩和
- 息苦しさがなくなり、気楽にバイクを流せるようになった
- 瞬時に加速する力強さ・トルク感は健在。
- 交換後3,000km走行しましたが、エラーは一度も発生せず
一か八かで交換しましたが、個人的にこの交換は当たりでした。
ただし、交換後はシャラシャラとチェーンから常に音が聞こえるようになりました。
当初はこのような音はなかったと思います。
それでも、機嫌よく乗れるようになったというメリットの方がはるかに上回っているので、私は気になりません。
バイクは自分に合うように、カスタムして乗るもんなんだな~と思いました。
参考になれば幸いです。