チェーンのたるみが気になっていたので、ついに、自分で調整することにしました
バイク屋さんに持ち込めば確実ですが、手間も時間もかかるので、前々から自分で調整できるようになりたいと思っていました
今回、工具から揃えています
工具代だけで1万円近くになりましたが、やる気があるうちに決断しました
工具の準備
アマゾンで必要になる工具を用意しました
力が加わる作業なので、工具の差込口は12.7という大きいサイズを購入しています
普段使っている工具の差込口は9.5です
こういう違いがあるんですね、知りませんでした
KLXに適合する割りピンがアマゾンで見当たらなかったので、ホームセンターで調達しました(ステンレス製 3×30㎜ 3本入りで248円)
恥ずかしながら、こだわる(形から入る)タイプでして、ロングスピンナー、トルクレンチも信頼性を考えてトネ(TONE)が良かったんですが、在庫切れで入荷の目途もたたなかったので、レビューを参考に選択しました
作業を終えてからの感想ですが、値段も半分程度で揃ったし、品質面でも問題なかったので、セルフメンテ程度ならこれで十分、良かったと思いました
現状
取扱説明書によると、適正なたるみは40~50㎜ですが、
べったりと当たっていました
チェーンアジャスタロックナットをゆるめる
左右のチェーンアジャスタロックナットをゆるめます
工具は、12㎜です
リヤアクスルナットから割りピンを取り外し、リヤアクスルナットをゆるめる
割りピンは、ペンチであっさりと曲がりました
アクスルナットをゆるめるため、ここでロングスピンナー登場。
長い方が良いという事で、全長505㎜タイプです
これに、27㎜のソケットを組み合わせています
スピンナーは妙にしなることもなく、しっかりしていました
リヤアクスルナットは、すんなりと回りました
ジャッキアップ(必要?)
チェーンアジャスタを回してチェーンの張りを調整するにしても、タイヤが接地していたら(アジャスタが)動かないんじゃないかと思ったので、車載工具を使ってジャッキアップしました
全ての作業を終えてから思ったのですが、わざわざ車載工具を持ち出さなくても、洗車時に後輪をうかすために使っているアイテムを使えばよかったと思いました
チェーンアジャスタをまわして、たるみを調整
チェーンアジャスタはどちら方向にまわすのだろうか、など少し心配でしたが、少し回しただけでチェーンの張りが変わるので、すぐに理解できました
工具は、14㎜です
チェーンの張りを確認
チェーンの張りを、さしを使って確認しました
目盛りを確認し、左右を合わせる
チェーンの張りが調整できたので、目盛りを確認。
反対側もチェーンアジャスタを回して、目盛りが同じ位置になるよう調整しました
チェーンアジャスタロックナットを締める
チェーンアジャスタが動かないようにレンチで固定しながら、チェーンアジャスタロックナットを締めました
リヤアクスルナットを既定のトルクで締める
リヤアクスルナットをある程度しめてから、ジャッキをおろしました
リヤアクスルナットの締め付けトルクは、取扱説明書に79Nmと記載されています
ここで、トルクレンチの登場です
リヤタイヤが接地してから、規定値まで締めつけました
購入したトルクレンチは、モノはしっかりしているようで、目盛りを合わせたり、ロック・解除も簡単でした
どこまで正確なのかは不明ですが、これで十分だと思いました
リヤアクスルナットと割りピン穴との調整
リヤアクスルナットと割りピンの穴が一致していませんでした
ネット情報によると、こういう場合、30度以内なら締め付け方向へ回して調節するとありましたが、45度くらいありそうなので一度ゆるめて再度締めなおすことにしました
ゆるめていると、反対側のナットがとも回りしていることに気づきました
なので、反対側も押さえておくことにしました
反対側のナットは17㎜でした
写真のように手持ちの工具で間に合わせましたが、今思えば、ロングスピンナーを使えば良かったです
割りピンを取り付けて、完了
どうにかリヤアクスルナットと割りピンの穴の位置を一致させることができました
位置がなかなか合わず、この作業が面倒でした
使用している割りピンのサイズは、3×30㎜です
最初からついていたピンより少し短いですが、これでも大丈夫そうです
チャレンジして良かった
基本といえば基本ですが、作業工程と必要になる工具を下調べ&用意してから作業にとりかかったので、最後まですんなりとすすめることができました
今後は工具を買う必要もないですし、いつでも作業にとりかかれるので、思い切ってチャレンジして良かったです
意外というと失礼ですが、今回購入した工具のレベルでも十分に通用したのは大きな収穫でした
あとは、工具の耐久性に期待ですね
次回はZ900にチャレンジしたいです