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RnineTスクランブラー バーエンドミラー装着

デイトナが、ハイサイダーというブランドで展開している商品の中から、コネロ(ショートタイプ)を導入しました。

上向きで取り付けた結果、

  • 前方の視界がすっきり。
  • ミラーの見え方に違和感はなく、むしろノーマルよりも見やすい
  • 冬季のハンドルカバーと併用可能
  • 取り付けは簡単
  • 総額は、3万円

という結果になりました。

いやー、本当に導入して良かった。しみじみと。

今後、バーエンドミラーでなければ、気が済まないと思います。

以下、作業をしながらの、気づきや注意点などをご紹介します。

 

費用

国産メーカー品で、3万円未満で納まりました。

 

 

 

uxcell 六角穴付きボルト 304ステンレス M6 x 70mm DIN912 シルバートーン 6個入り

 

ステンレス/生地 トルクスキャップ (全ねじ) M10×15 (2本入り)

 

 

海外メーカーは、とりあえずで4万円。かっこいいと思たら、6万円。

ディーラーでBMW正規品だと、工賃込みで10万円以上とのこと。

価格、製品自体のクオリティに関するレビューを総合的に勘案して、デイトナのハイサイダーにしました。

 

 

ロングorショート

ハイサイダーのブランドで展開するバーエンドミラーは、大きく分けて3つに分類されるようです。

  1. ミラーが薄くてカッコイイが、ほかの製品よりも高いタイプ(ロング)。
  2. バーエンドからやや前方に支柱が出るタイプ(ロング)
  3. バーエンドに直付けするタイプ(ショート)

1は、間違いなくカッコイイが、2、3でも満足度は高いと思われるので、却下。

続いて、脳内シミュレーションでは、2の方が視線移動が少なくて済み、見やすさで有利と思われましたが、バーエンドミラーの導入目的は、ハンドル周りをすっきりさせたいことであり、前方へ伸びる支柱がない方がすっきりするように思われたため、3を選択。

 

アマゾンのレビュー

「2個入りと思って購入したら1個の値段だった」という、男気のあるレビューが散見されました。

たしかに、先入観で、2個セットと思ってしまいそうです。

とはいえ、取付後に、立ちゴケなどで片方が破損してしまたった場合、2個セットの販売価格であれば、「1個ずつ売ってくれ」と文句を言いたくなるでしょう。

両方同時に駄目になるなんて、そう無いでしょうから。

たまたまではなく本当に、後々まで考えて1個売りをしているのだとすれば、デイトナは、とても親切な会社です。

 

そのほか、「2個同時に購入したのに、現物を見たら、製造年月が違うのか、明らかに同じはない」というレビューがとても参考になりました。

購入は2個が基本、よって、商品が届いたら、まずは製品チェックを行い、2つに差異が無いこと確認しましょう。

(返品に対応できるよう、開封は丁寧に、ミラー面のフィルムもはがさずに。)

 

 

 

ミラーのデザイン

ミラーは数種類のデザインが用意されています。

モンタナとコネロのどちらにしようか、悩みました。

 

 

メーカに問い合わせたところ、支柱の長さは同じで、モンタナの径は102、コネロは99φであるとのこと。

 

ミラー径による見え方の差は当然として、

  • 数ミリ小さくなったからといって極端に視野は悪化しない、だろう。
  • 小さい方がすっきりしそう
  • 販売価格が、コネロの方が安かった

という理由からコネロを選択。

 

後から思ったこと

夏場に高速道路を走ると、虫があたって汚れますよね。

モンタナはデザインがすっきりしているから、掃除がしやすいという効果もあるのでは。

 

 

 

アダプターその1

続いて、BMW RnineT用 バーエンドミラーアダプター 左右セット。

 

つまりは、ハンドルバーの内側に取り付ける、ネジの変換アダプターですね。

値段だけみれば、高いと思います。

しかしそこは専用品なので、むしろ、用意してくれていることへの感謝を忘れてはいけない。

 

 

アダプターその2

さらにハンドルの端に取り付けて、ミラーの取り付け部分となる、これまたアダプターの出番です。

 

アダプターにアダプターという表現は、とても分かりにくいですね。

一方で、メーカーは説明動画を用意しており、どういった製品が必要なのか、どう組み合わせるのかを説明してくれいて、分かりやすいです。

デイトナ バーエンドミラー 取り付け RnineT で検索すれば、ヒットします。

デイトナ youtube 動画

ですが、これをそのまま実行しないのが、今回の重要なポイント。

 

ミラーの振動対策

RnineTスクランブラーは、高速道路を走っていると、左側のミラーは普通に見るのけど、右側のミラーは、何が映っているのか分からなくなるくらい、振動で震えるという特有の症状があります。

ボクサーエンジンの構造が影響するのか、右側だけ、振動がひどいこと、ひどいこと。

この症状は、問題というほどでは無いと思っていますが、出来れば改善したいのが人情でしょう。

 

振動でミラーが見えない場合の対処法として、バーエンドにウエイトをもってくるのが一般的なようです。

そこで用意したのが、スズキ用のヘビーウエイトバーエンドミラーアダプター。

 

 

動画で紹介されていたバーエンドミラーアダプター汎用タイプのネジ径は6㎜。

こちらのヘビーウエイトも、同じ6㎜なので取付が可能ということになり、さらに、わずかに段差が設けられていて、アクセルに干渉することもない。至れり尽くせりです。

 

さらに一工夫

ただしこの組み合わせには、1点問題があり、付属しているネジの長さでは、取り付けに長さが足りないです。

そのため、M6×70㎜のネジを別途用意します。

付属のM6×50㎜では、長さが足りない

このサイズは一般的なホームセンターで売っていなかったので、わざわざ、アマゾンで用意する必要があります。

 

お約束

これらの組み合わせは、メーカーに問い合わせたものではなく、自己判断です。実行するかどうかは、くれぐれも自己責任でお願いします。

 

 

 

ミラーの取り付け

ここからは、取り付け作業です。特に難しいところは無かったです。

 

 

純正バーエンドを外します。

中に、ネジロックが塗られているので、交換して取り付ける際の参考に。

 

 

BMW RnineT用 バーエンドミラーアダプターを取り付けます。

取り付ける前に、ネジロック剤を、およその量で塗りました。

指でクルクルと回せば、入っていきます。

最後の締め付けしようとしたところ、手持ちのマイナスドライバーでは両方の溝にかからないので、焦りました。

そこで、同封されていたワッシャーを使って、きっちりと締め付けができました。

不足は工夫で乗り切ります。



ヘビーウエイトバーエンドミラーアダプターにコネロ、M6×70㎜のネジをセット、ネジロック剤を塗って、バーエンドに仮付け。

 

 

アクセルへの干渉もありません

レバーへの干渉がないことも確認

 

全体的に、問題がないことを確認してから、純正ミラーを外しました。

 



 

ネジ穴の後始末

純正ミラーを外すと、スマホを取り付けるステーと、ETCのステーを押さえるものが無くなるので、、穴を塞ぐことを兼ねて、M10×15㎜のネジ、M10×18㎜のワッシャーを用意しました。

ネジはステンレスで、ピッチは1.5、左右とも正ネジです。

ステンレスで、M10×10㎜というネジが見つからなかったため、15㎜としました。

 

 

実は、このネジ。目いっぱい締めこんでも、1~2㎜ほどの隙間が残ります。

 

 

スマホを取り付けるステーは肉厚なので問題ないのですが、ETCのステーは薄くて押さえが効かないので、その隙間を埋めるために、ワッシャーが必要です。

ネジ、ワッシャーともに、このサイズもホームセンターではなかなか売っていないようなので、これもアマゾンで用意。

 

 

なお、わざわざトルクスにしたのは、見た目の統一という、こだわりです。

 

補足

ミラーを外したネジ穴に蓋をするネジに関して、いくつか注意です。

蓋をするだけであればデザイン性の高いアルミネジで良さそうですが、一般的に、アルミはステンレスよりも強度が劣るため、、スマホのステーなど、重量があるものを押さえる目的で使用した場合、高速走行中に折れて、ステーもろともスマホが落下、大惨事というリスクが考えられます。

さらに、アルミネジの長さはピッチは1.25と表記されているものが多かったです。

実際の取付結果から、この部分のピッチは1.5と思われるので、そもそも1.25ピッチが取付できるのか。試していないので不明ですが、さて。

 

 

 

ハンドルカバーとの併用

バーエンドミラーとハンドルカバーは併用不可と思っていましたが、実際は、併用可能です。

 

ミラー部分をとり外し、位置を確認してハンドルカバーに穴を開けます。

穴をあけてから分かったのですが、穴をあける位置は、できるだけ外側が良いです。

理由は、その方が、手を入れるための間口を広く確保できるからです。

やや失敗だと気づく。このあと、外側へ切れ込みを追加しました

取付完了

ロングの場合を考察

バーエンドミラーがロングの場合、支柱が前方に伸びるので、穴の位置決めは難しそうですが、不可ではないように思います。

見え方についても、たぶん、大丈夫なような。。

 

 

 

高速道路での感想

 

今回の導入にあたり、こだわった割には、まだ走っていないので、効果は不明。

追って報告します。

ツーリングで、高速道路を走りました。

以前より、はるかに良い。かなりの効果を発揮しています。

以前は、100キロを超えるころにはかなりの振動でかなり見えずらい、それ以上スピードを出すと、もはや何が映っているかわからない状態でした(右側ミラーのみ、左側はそうでもない)。

導入後は、100キロまではわずかに震える程度。

ここを超えるとさすがに震えてきますが、覆面パトカーに目を付けられない程度の常識的な速度であれば、十分にミラーとして機能するようになりました。

 

 

まとめ

情報が断片的だったので、導入を決断するまでに苦労しましたが、、、

今回の導入は、アタリだぜ!

 

作業をしながらの、気づきや注意点など、できるだけ詳細に紹介したつもりです。

検討されている方の参考になれば、幸いです。

 

 

(お約束)

当レビューは実際に使用した個人的な感想であり、全ての方に同様の効果を確約するものではないことをご了承願います。